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路線概略図
この路線は昭和23年6月23日に鎌倉駅〜坂ノ下、鎌倉駅〜由比ヶ浜線と同時に開設されています。だだし坂ノ下、由比ヶ浜に関しては、
滑川を通っていたのか、長谷観音を通っていたのか手持ちの資料ではわかりませんでした。また鎌倉駅〜滑川〜由比ヶ浜〜長谷観音〜
鎌倉駅線も廃止時期がわかりません。昭和40年代後半に運転休止になっているようですが、その後長い休止期間があり、平成元年発行
の地図にも滑川、下河原という停留所が記載されています。もしかしたら今でも免許の上では休止路線で廃止路線でないのかも知れま
せん。
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海岸橋停留所。基本的にこの先からは廃止路線の対象区間ですが、現在は土休日に限り由比ヶ浜地下駐車場までフクちゃん号という路
線バスがあり、尚且つ昔あった滑川バス停に近い場所と推測できます。現在はこのバス停は海岸橋循環線と小坪経由逗子駅行きが通りま
す。
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滑川バス停があった付近と思われます。（交番前の方にあったかもしれません）写真奥の駐車場内にフクちゃん号のバス停があります。
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下河原バス停があった付近。違うバス停名だった情報もあります。
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由比ヶ浜バス停があったと思われる場所。また長谷駅方面への分岐。現在は一方通行ですが
当時は対面通行なのか、現在の江ノ電バスと同じように長谷方面への便と長谷駅方面からの便で、
通る道が違ったのかも知れません。ここから先は江ノ電バスが走っています。
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バスの同士離合は難しいですが、長い距離ではないので対面通行だったのかもしれません。
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現在の由比ヶ浜バス停（江の島方面行き）ここにも京急バスが停車していたのでしょうか。
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鎌倉駅、滑川と来たバスはこの交差点を右折していたのかもしれません。現在江の島方面から
来た江ノ電バスは写真奥から来て、写真の信号を左折して長谷駅方面に行きます。
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現在の由比ヶ浜バス停（長谷観音、鎌倉駅方面行き）
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長谷駅前バス停。当然ながら江ノ電バスのポールがあるのみ。ここから乗る人は稀かと思います。
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長谷観音前バス停。この先の交差点で大仏方面からの道路と合流して鎌倉方面に向かいます。
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この路線もモーターリゼーションの波に飲まれ廃止（休止）に追い込まれたのは想像に難くない
ですが、何ゆえに長期間休止路線にしていたのかは不明です。今では考えられませんが江ノ電
（鉄道の方）も一時は廃線の噂もあったので、その辺も考えていたのかもしれません。
記録によると昭和38年にはこの路線70本以上の本数が運転され、更に由比ヶ浜までは遠く金沢文庫駅
からの便もありました。現在はフクちゃん号が由比ヶ浜の地下駐車場まで来ていますが、今の道路
状況を考えるとこの先に路線が復活することは考えにくい状況です。なお滑川バス停、下河原バス停が
あったと思われる周辺にバスが通っていた痕跡は見つかりませんでした。
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2005/4/14 調査